新しく設置したトイレを使ってくれるようになった工夫について
我が家の猫トイレ設置事情について書きたいと思います。(ようやく重い腰をあげた飼い主)
まだ1歳に達していなかったころまで、ルルピはケージ内に設置していた子猫用トイレのみで生活していました。
▲ケージ内に設置してあるルルピ愛用の子猫用トイレ
が、理想的には猫1匹につきトイレは2台あったほうが良いとインターネットで読んだことがあったのと、成長するにつれてやはり子猫用トイレでは狭かろうと思い、我が家では時を遡ること2020年8月に大人猫用のトイレを導入し、これまで使用していた子猫用トイレと併用で2台設置体制となっていました。
▲新品トイレは、母の部屋に設置させてもらいました。
いろんなタイプのトイレを見ましたが、屋根付きのほうが個室感があって落ち着くかしらと思い、最終的に選んだのはこれ。
…だったのですが。
なかなか使ってくれないなぁ~と思いながら、ちょっと使用済みの砂チップを混ぜたり工夫しても知らんぷりされて、なんとそのまま1年もの歳月が過ぎました。
設置した部屋の主たる母からは、「使わないし邪魔だからあんたの部屋に戻そうかしら」なんて言われる始末。私の部屋はもう大型ケージやらご飯皿やら猫ベッドやらで空きスペースは皆無でございます。
なんとか使ってもらいたくて、屋根を外した状態で数日放置してみたり、おしっこしたそうにソワソワし始めたら抱っこして中にそっと押し込んだりしてみたのですが、「ここじゃないですわ」といわんばかりの顔でそそくさと出てきてしまう、そんな日々が続いていました。
ここはもう一工夫必要であると判断し、ネットを調べてみると、猫自身が安全だと感じられないと安心して使用してくれない等の記載をみて、もしや…と思い試してみたのがこちら。
▲クルッ
向き変えただけ。
私たちに見られてるのが緊張するのかな~?と思って、くるっと向きを変えてみたのです。
そしたらなんと!
2~3日は変わらず無視していましたが、ある日おずおずと入って、初おしっこしたのでした。いやー1年以上無視されていても、粘り強く押し付けてみるものです。猫との妥協点を見出した瞬間でした。
それ以来は、ちょくちょく使うようになり、今でも子猫用トイレと併用は続けているものの、4回に一回くらいの確率で大人用トイレも使ってくれるようになりました。やはり慣れ親しんだ子猫用トイレのほうが好きみたいですが、体の大きさ的に本当にもうギリギリなので(いつも「うんちがこぼれるのでは?!」とひやひやしながら見ている 笑)、飼い主としては大人用トイレと半々、欲を言えば大人用トイレをメインで使ってほしいところです。
▲「妥協できるのはここまでですわ」のルルピ
今後も、人間側の都合と、本人の意見との折り合いをつけて、お互い快適に暮らしていきたいものです。